RR2T250/300 SACHS(ザックス)ゴールドバルブ組み込み
RR2T250/300のスタンダードモデルにお乗りの方でサスペンションに不満を持っている方に朗報です!
RR2Tのスタンダードモデルは前後サスペンションがSACHS(ザックス)ですが、フロントフォークのフィーリングが今一良くないんです。
ごく低速で走っていれば気にならないのですが、中速で走っていると、速い入力(細かいギャップやガレ場)に対してグッと踏ん張ってしまい、それがコツコツ感に繋がってしまいます。
これは、中速を超えて、そこそこ速い速度で走っていれば気にならない、と言うか、これが良い場合もあります。でも、そんな速度で走れる人は一握りだと思います。
私は、オフロード歴8年でJNCCでいうと COMP-Bクラスの半分より少し上ぐらいのレベルです。体力がある内は良いフィーリングで走れるのですが、レース後半や調子が悪い時には、このコツコツ感がすごく嫌になる時があります。
つまり、中途半端な速度域で走行すると、もろにこのコツコツ感が気になります。
私はRR2Tを2台乗り継いできましたが、このコツコツ感は年式違いでは無くなりません。この部分に関しては仕様変更をしていないと言うことですね。
オイルを柔らかめに変更することによって、多少は解消されますが、今度は大きな入力(ジャンプの着地など)に対してズボっと入ってしまうサスペンションになってしまいます。
当店でも色々試してはいるのですが、なかなかこれだ!という所まではたどり付いていませんでした。
そこで今回は「RACE TECH」のゴールドバルブを組み込むことにしました。
RACE TECH指定のシムスタックを参考に少々変更を加えてシムを組み込みました。
テスト走行の結果、コツコツ感はほとんど感じなくなりました!さらに奥の踏ん張り感も良く、良いサスペンションになりました。
シムスタックを研究すればさらに良いサスペンションになると思います。
ただ注意が必要なのは、ゴールドバルブを組めば必ず良くなるわけではありません。
このパーツは、チューニングできる幅が広くなると思っていただいた方が良いかもしれません。
ノーマルキャブをレースキャブに変更したことのよって、セッティングできる部分が増え、細かいセッティングができるようになるのと似てると思います。
サスペンションチューナーの腕次第って感じですね。
ゴールドバルブ、すごく良い商品です。
気になる方はお問い合わせください。
Mail: nag@nagmotors.com
長嶋まで