おそらく日本初納車!2018年RR2T250
今回はBETA RR2T250の納車整備と17年モデルからの変更点をご紹介!
お店に到着するとこんな感じ、外車ならではの箱入りで届きます。当店はトラックから手下ろしなのでちょいと大変、この時期は汗だくです。
箱をバラして仮組していきます。
仮組して木枠から降ろしたら店内に持ってきて納車整備開始!
キット内容物を確認。
こちらはホモロゲーション仕様からフルパワー仕様にするためのパーツ。
今回取付けるパーツの一部。
それでは、作業にとりかかります!
まず、ホモロゲーション仕様をフルパワー仕様に変えていきます!
エアーフィルターは乾式の物が付いてます。ツインエアーの湿式に変更。
チャンバーは何とも不格好な物が付いてます。根元には触媒付き。FMF製のメッキチャンバーに交換します。
スプロケットはフロント15Tリヤ42Tのスーパーロングなギア比、これをフロント13Tリヤ49Tに変更。
2017年モデルからですが、フューエルキャップに皿が付いてきます。給油中に溢れた時の為でしょうか。
18モデルからサイレンサーにガードが付きました。ゼッケンプレートの形状が変更になったため、サイレンサーがむき出しになってしまうからだと思います。17モデルまでの車両にも流用できそうです。
アンダーガードの取付方法が変わりました。今まではチャンバーのすぐ裏で止めていたので工具が入りにくく、チャンバーが熱い時には火傷しそうになりながら外していたのですが、工具が真っすぐアスセスできるようになありました。これはいい!
シリンダーヘッドカバーのボルトが一箇所のみ変更になってます。ヘックスの穴あきタイプの工具が必要、OH時にあたふたしないよう早速工具買いました。
CDIの位置が変更になりました。今まではバッテリー下にぶら下がる感じで取付けてあったのですが、キャブレーター下に変更。熱対策でしょうか。
キルスイッチがスタータースイッチの上に移動、今までは、左手側だったのですが、スタートとキルが右側に集中。個人的にはこの方がいい!
ギアオイルは入って無いので入れます。
BETA特有ですが、スターターギアに潤滑用のオイルをいれます。ジェネレーターカバーを外して7cc入れます。
バッテリーは付いてこないので、リチウムイオンバッテリーを取付。
他、車体周りは一度分解して組直し&グリスアップします。
写真は無いですけど、キャブレーターセッティングも変更。
本日、日本最速納車完了しました!