オフロード車体フルメンテナンス~YZ250FX編~

今回は整備に関する記事を書いてみます。

当店では車体フルメンテナンスメニュー(オフ車)なんて整備メニューがあります。

 

各部分解調整して、18000円(税抜)は何ともお得なんです!

フロントフォークオーバーホールやリヤサスオーバーホールも一緒にどうぞ!

 

今回お預かりした車体は、YZ250FX!エンデューロやクロスカントリーでは凄く人気のある車両です。

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まずは、外装を外して各部チェック!

この作業で、各部を動かしてみて、ガタがあったり、動きが渋い所をチェック&記録していきます。

 

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チェックが終了したら分解にとりかかります。

ステアリングステムのベアリンググリスアップしていきます。

最近のヤマハ車はステムに水が入らなくなりました。7から8年前のヤマハ車はステムのシールが弱く、すぐにベアリングが錆びて使い物にならなくなってました。

 

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キレイに清掃して、キズや凹みが無いか確認します。

この車両はとてもキレイで状態が良かったです。

 

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たっぷりとグリースを充填じます。

空洞?気泡?が無いように充填すると、水の侵入も防げます。

当店おすすめのグリースはスーパーマルチグリース

 

今回の車両はフロントホイールのベアリングが錆びてました。ガタは無いものの動きがゴリゴリになってました。

最近のヤマハ車はここが弱いですね。シール付のベアリングじゃないのでそれも影響してるとおもいます。当店では過去に何台も交換作業しました。ヤマハ車をエンデューロで使っている方は注意!

 

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こちらは、フロントブレーキキャリパーのスライドピン、キャリパーサポートと連結している部分です。本来スムーズに動かなくてはならない部分なのですが、錆びて固着してました。

スライドしなくなってしまったせいで、ブレーキパッドが片減りしてました。

この部分は各メーカー共通で注意!

 

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リヤ廻りを分解します。

 

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リンク廻りの部品を分解して洗浄します。

 

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ホールの振れを確認して調整します。

今回はリム打ちがあり、振れが1.5mmありました。0.8mmぐらいまで調整しました。リム打ってると調整がむずかしい!

オフロードの場合、2mmぐらい振れていても問題はありませんが、できる限り調整します!

 

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こちらはお客様ご用命事項ですが、YZ250F(X)の場合、シート取付の為にシート側の金具に直接ネジが切ってあります。素材が柔らかいようで少しでも斜めにボルトを入れてしますと直ぐにネジ山を舐めてしまうようです。

 

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リコイルでねじ山復活!

リコイルすることによって、ねじ山が強くなり舐めにくくもなります。

 

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ラジエーターコアを修正します。

飛び石などで次第に潰れていってしまいます。この作業で多少は冷却効果が戻ります。

稀にラジエーターコアに土が詰まったままの方がいます。これは高圧洗車機でコアの裏側から水を当てるとキレイになります。水はコアに対して真っすぐ当てましょう。

 

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ラジエーターの話しついでに修正のご紹介!

こちらはKTMですが、ラジエーターが歪んでます。こうなるとシェラウドもまともに付きません。

実は最近の当店はラジエーター修正が得意分野になりつつあります(笑)色々技も覚えました!

 

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ここまで修正できます!

 

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バッテリーの積んでいる車両は充電します。この車両はリチウムイオンバッテリーでした。

リチウムイオンバッテリーは専用のバッテリーチャージャーが必要です。

 

最後に組み終わったら、全体をチェックして完了!

しっかり整備された車両は、転がしただけでもスムーズです!

お客様には、整備レポートと共にデータとアドバイスをまとめてお渡ししてます。

 

これからシーズンオフとなります。

この機会にガッツリ整備してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 


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