Teamナグモ 第3戦JNCC鈴蘭参戦レポート 今季出口選手AA-1クラスデビュー戦

行ってまいりました!JNCC鈴蘭

今回はTeamナグモからFUNクラスに4名COMPクラスに2名がエントリー。

Teamナグモから初!COMPクラス最高峰AAクラスにエントリーした出口選手の記念すべきデビュー戦となりました。車両は本人の希望により、なんと!1991年式XR600R最新の機種が走る中26年前の車両でエントリーしました!!

~車両製作~

正直、車両作りはかなり苦戦しました。初見で出口君が車両を持ってきたときの印象は、かろうじてエンジンはかかるがフケ上がらない、車体はギシギシ、サスは抜けてボヨンボヨン、本当にこれでレース出るのか?ってのが本音でした。ただ彼は本気で、「このバイクには思い入れがあるんです。どうしてもこのバイクで出たいんです」との言葉で私も頑張って仕上げてあげようと思いました!

XR600Rは、私自身いじった事のない車両だったり、メンテナンスすれば良いだけではなく、レースで使用できるまで車両のポテンシャルを上げていく作業に苦戦しました。

中でもサスペンションがレースで使い物にならなく、何度も分解してスプリングレートの変更やリバルビングをしては走行テストを繰り返しました。レース一週間前のテストでようやく納得のいくサスペンションに仕上がって、他の各部セットアップが終わったのはレース出発当日。エンジンやサスペンションなどの大きな部分のテストはできたのですが、走行ポジションなどの細かい部分がテストできないまま、ぶっつけ本番となってしまいました。

 

~レース当日~

会場には当日の朝に到着、前日の雨のせいでパドック水浸しの中、設営を済ませFUNクラスの準備、コースコンディションは最悪な状態だったので、参加者のテンションも若干低め(笑)スタート直後の路面は田んぼ状態で、いきなりスタック者続出、周回してくるライダーも少なく、他の場所のコンディションも悪い様子。それでも当チーム員は全員1周するのを確認!出口選手と難所になりそうな所をチェックしていると、走っているはずのチーム員から携帯に電話が!?電話にでると、プラグがかぶって止まってしまった様子、パドックまでは帰ってこれたようなので急いで戻り、プラグ交換してあげて再スタート!当チーム員は全員1周以上してチェッカー!全員リザルト残せてよかった!!

スタート直後のFUNクラス

 

午後からはCOMPクラス、出口選手と私がエントリー、本来私は出口選手のサポートに回った方が良かったのですが、我慢できずにエントリーしちゃいました(笑)出口選手のサポート役はFUNクラスを走り終えた当チーム員にお願いしました。

私はBクラスなので後ろから見てたのですが、スターティンググリッドに並ぶ出口選手、JNCC定番の10秒前を知らせるアナウンス「テーンセカンッ」後の静けさの中、サイドスタンドを出してキックをしようとする出口選手に笑いが起こってました(笑)サイドスタンド出したままキックしてる人は見たことありませんからね(笑)しかもAAクラス、XR600Rでエンジンかけるにはこれが最善との本人判断でしたが、これが大正解!一発エンジン始動1コーナーは中盤より前に出る好スタートするのを後ろから確認しました!

その後Aクラスがスタートし、私が走るBクラス、今回はスタート失敗&2コーナーで転倒、1周目は13位と微妙、その後調子が出てきて5位まで順位を上げたが、寝不足と疲れのせいか身体がうまく動かなくなってスタックを連発、最終的には10位でゴールしました。

出口選手がどうなったのか気になっていると、ウブカタジャパンの産方さんが放送で「出口選手のチーム員の関係者の方本部まで来てください」とアナウンスがあったよと教えてくれました。

スタッフの方に聞くとすり鉢で動けなくなってるとのこと、怪我ではないようなので一安心、仲間が向かったようなので少し休憩、と言うより私自身体力を使い果たして動けなかった。しばらくするとチーム員から電話があり、「XRのエンジンがかからないから来てほしい」との連絡が、バイクですり鉢まで行くと、ぐったりした出口選手とXR、それとチーム員が、聞くと熱中症で動けなくなった様子。出口選手は搬送してもらい、私がXRをキックしてみたが足が攣ってかけられなかった。チーム員に託して押しがけしてもらったら、かかったのでそのままパドックまで戻ってもらうことに、しばらくすると救護室で休んでいた出口選手が戻ってきた、疲れてはいたが軽症のようでよかった!

帰りには元気に戻ってました。聞くと、XRの腹下が広くて轍に引っかかり抜けられなかったとのこと、130㌔以上ある車体を轍から出すのに体力を使い果たしてしまったようで、気が付いたらバイクの隣で寝ていたらしい。

今回のコンディションは最新のレーサーだってはまってしまう轍だらけだったので、XR600Rでは辛すぎだったということだろう。本人はすでに次戦への意欲を示しているので爺ヶ岳に期待しましょう!

 

 

 

 

 

 


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