Beta RR2T250 racing 納車整備とスタンダードとの比較
Beta RR2T250 racing
そろそろ、海外のサイトでは画像が出ていたりして2016年モデルが発表される予感がしてますが、今回は2015年モデルの納車整備とスタンダードとの違いをご紹介!
今更感ありますが、細かい部分まで紹介したいと思います。
外車って箱に入ってきます。知ってる人には何てことないとでしょうが「バイクが箱に入って運ばれて来るってどうなってんの?」とか「ダンボールだけど固定はどうしてんの?」とか不思議に思ってる人も多いんじゃないでしょうか。
ダンボールの中では、木枠があり、ちゃんと固定させてますのでご安心を(笑)
開梱の様子をオーナーさんが見たいとご来店 、早速イイコイイコしてました(笑)
大きな違いは、フロントフォークです。スタンダードがザックス製のオープンカートリッジですが、レーシングはマルゾッキのクローズドです!
マルゾッキはちょっと気になるニュースがありましたね。売却、、、今後どうなるでしょう。
何はともあれ性能が良いのは間違いないです!
インナーチューブはDLCコーティング
フロントアクスルには引っこ抜きやすいように取っ手付き
ステムのチェック、Beta特有の白いグリースがたっぷりです。このままでも充分ですが、水に強く耐久性のあるグリースに交換します。
ホイールベアリングにもはみ出るほどグリースがたっぷり、これも交換します。
スポーツは増し締めとバランス調整します。
ステップはワイドステップになっています。買うと高いですから最初から装備されてるのは嬉しいですね。
ブレーキペダル、シフトペダル、フロントブレーキマスターは黒くなってます。細かい所までスタンダードとは違います。
オイルフィラーキャップは削り出しのアルマイトです。
スイングアームデカール標準装着
リヤアクスルブロックも削り出しのアルマイト
リヤ周りも一度分解してグリスアップします。
リヤサスペンションのセット長を確認、お客様の体重に合わせて大体ですが調整します。実際には、乗ってセッティングしますが、これをやっておくだけで、調整が楽になります。
チェーンアジャストボルトにはスレッドコンパウンドを塗っておきます。
ダブルマップCDIが標準装着、走行中にエンジン特性を変更できます。
シートには、オンタイムエンデューロで便利なタイムスケジュールメモ入れ付き
センスのよいデザインと色合いが美しい!
リムデカールもついてきます。
おしゃれですね。
スタンダードと並べて1枚、並ぶと格好良さ倍増です!
スタンダードとレーシングでこれだけ違いが有るならレーシングを選ぶ価値はあるでしょう。
納車整備状況をお客様に随時連絡してますが、そのつど大興奮してます(笑)
さて、2016年モデルはどうなるのでしょうね。海外サイトでは2stオイルインジェクションシステムが導入?となると分離給油になるのでしょうかね。
気になって夜も眠れません。