CRF150R 修理の続き 「ついでだからやってあげました修理」& JNCCに向けて
前回の投稿に続きまして、TEAMまえのめり トミ子選手のCRF150R「ついでだからやってあげました修理」です。
クランクケースカバーを外すのに邪魔だったので、リヤブレーキペダルを外しました。その時に気がついたのですが、ブレーキマスターが内側に入ってしまい、スイングアームに干渉しているのと、フルードの覗き窓がへこんじゃってます。修理しましょう。
矢印の部分に隙間ができました。曲げ直ししただけですが、擦りながら走っていると、どんどん削れてしまいます。これぐらいのことは、整備ついでに修理しちゃいます。窓は修正不可でした。
勿論、理想はブレーキマスターの交換です。この状態で使用し続けると、いつフルード漏れを起こしてもおかしくありません。
ラジエーターがガッツリ潰れています。と言うか、開いちゃってます(笑) 漏れは無いようなので、修正します。ラジエーターガードも変形していましたので、修正します。
ラジエーターはバイスで挟んで、叩いたり、引っ張ったりして元に戻します。流石にコア自体の変形(開き)は元に戻せませんでした。修正後の写真撮るの忘れました。ごめんなさい。
ラジエーターガードもバイスで挟んで、修正します。
ブレーキペダルのボルトは、グリスが切れてました。このボルトには、グリス溜まりの溝が切ってあります。が、そこには土が溜まってました。しばらく開けて無かったのでしょう。
掃除してグリスをたっぷり塗っておきます。ネジ部には、緩み防止のためにネジロック剤を塗って取付けます。
ここからは、「ついでだからやってあげました修理」ではありません。ご用命事項のタイヤ交換です。今回、トミ子さんはJNCC爺ガ岳に出場します。ダンロップのMX52をチョイスしました。
自分が、去年のAAGP COMP-RにKX85で出場した際もこのタイヤでしたが、ゲレンデはよく登るし、ガレ場のトラクションもそこそこでした。このての車両だとタイヤの選択が少ないですね。唯一、柔らかいコンパウンドのVee Rubber Tackee は公認タイヤから外されてしまいました。
リヤホイールからタイヤを外すと、リムバンドの代わりにガムテープが巻いてありました。リムバンドが無くて応急処置で巻いたのでしょうか?ガムテープだとすぐにボロボロになってしまいます。
長嶋オススメは、幅広厚手のビニールテープです!ガムテープに比べれば丈夫だし密着も良いので、水の侵入も防げます。ぜひお試しあれ
と、こんな感じでした。今日もお仲間は今週末のJNCC爺ガ岳に向けて練習しているそうです。気合入ってますなー!整備もしっかりやりましょうね!
自分も行きますので皆さんよろしくお願いします。